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「日本の海を巡る旅」~熊本県2~

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これほどまでの青を見たことがない。ごく小さな泉ではあるけれどそこはミネラルウォーターの様に澄んだ水を湛えていた。雨が降り暗い空模様ではあったけれどもひたすらに青い。もし100m先があったならば透明度は100mと言えただろう。

天草の海ももっとたくさん潜りたかったけどこの湧水はどうしても潜りたかった場所だ。魚は以外に多く大小のウグイにオヤニラミなどが見られた。海藻の名前は忘れたけれど海底一面を多いつくしていた。水深は1mくらいしかなく海藻は脆く、着底しようものなら根こそぎ吹き飛んでしまうような環境だ。現地ガイドの言葉をしっかりと聴いて慎重に潜らないと自然を楽しむどころか破壊者になりかねないような場所でもあった。

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ひたすらに気持ちいい。

海底からは光合成でできた酸素が細い筋となって沸きあがっていた。

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ひとまずこれで日本の海を巡る旅も最後です。

故郷の大瀬崎から始まり極寒の羅臼で潜り、摩訶不思議な熊本などで潜ったこの1ヶ月は僕にとって掛け替えのないものとなった。この1ヶ月は時間感覚にしておよそ1年。刺激が多いと時は長くなる。フェリーで屋久島が見えたときの懐かしさと言ったら半端じゃなかった。それだけ日本の海が豊かだったということだろう。

「どこの海が一番ですか?」なんて聞かれることがたまにある。一番愛着のある海なら答えられても、海自体にランクをつけることは不可能だ。それはすべての海にそれぞれの魅力が詰まっているから。

屋久島には屋久島の魅力がたんまりと詰まっている。今年は屋久島の海の魅力をとことん引き出していこうと思う。

さ~これからたっぷり潜るぞ~!!

「熊本ダイビングサービス よかよか」

お世話になったのは中野さんのお店です。そして宿は中野さんの実家。一人暮らしだと思って泊まりにいったらなんとお母さんとお父さんが出迎えてくれた(笑)あ~ビックリした。でもめっちゃ親切にしてもらって感謝感謝です。夜はじっくり僻地ダイビングや写真や海のことについて語り合えて非常に充実したひと時だった。

「熊本大学・熊本県立大学のダイビング部・Dive Bears」

そうそう夜は何故か中野さんの母校のダイビング部のミーティングに参加して、屋久島のスライドショーをしてそのまま呑み会。農大のダイビングサークルと雰囲気はかなり似ていて懐かしかった。みんなありがとう~。

「ISLANDER」 埼玉のダイビングショップのまえくみさんとも3日間一緒でした。一緒に呑めなかったのが残念ですが楽しかったです。また海で会いましょう!

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「日本の海を巡る旅」~熊本県・天草~

35日の旅を終えて屋久島に無事到着。

知床から熊本間で恐ろしいほどにトラブルが重なり疲労困憊。器材が届かないだの、カメラが勝手に旅をするだの、携帯を飛行機に忘れるだの、まぁ酷い。そして自業自得、、、(笑)

さて旅の感慨はひとまず置いといて最終章熊本編。熊本ではマイ器材は羅臼のヤマトさんの頑張りで届いたんだけどカメラがない。ハウジングのみ。意味なし!

そこで哀れな僕に中野さんがお店のカメラを貸してくれた。なので熊本編はすべてsonyのミラーレス一眼レフのNX5で撮影したものです。まさかのカメラなしでのフィッシュウォッチングになるところだった、中野さんありがとうございます!!

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まず感動したのは天草の周辺の景色。島々が集まり奇妙ともいえるような景観を作り出していた。全然調べてないから知らないけどきっと有名な景勝地なのだろう(?)しかし初日の晴天の機会を逃してその素晴らしい景色を収めることができなかった。

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天草のビーチはどこも水深が浅くまったりとした癒し系。1本目の牛深では海藻とシロガヤが太陽の光を浴びて美しかった。知床では遊泳している魚をほぼ見なかったのでイシモチやクロサギが泳いでいるのを見ただけで大興奮だった(笑)日本の海はなんて多様なんだろうとまたしても痛感した。

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2本目はツバクロスクランブル(勝手に呼んでるだけ)

ここの浅瀬には屋久島と同じような種類のサンゴの群落があり驚かされた。そして15mほどの砂地に降り立つとツバクロエイがたくさん。6個体ほど見られた。メガツバクロエイと呼ばれる巨大なのは見れなかったけどツバクロエイがこんなに見れるなんて凄い。

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巨大なヤツデスナヒトデもたくさん

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カミクラゲ

2日目は雨の中、白濤でまったり2ビーチ。昨日の牛深は18℃くらいあり透明度も15m以上あったけど、こちらは水温11℃で透明度は7~8m。しかし知床帰りの僕には全く寒くない。いやむしろ暑かった、、、(笑)装備ひとつでダイビングってこんなに変わるものなのか。気が付くと100分以上自由に遊んでいた。

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コケギンポ(?)

ここのビーチは通常の範囲では6~7mまでなんだろうけど面白い!海藻と無脊椎動物(イソギンチャクやらウミシダやら)が多くなんとも華やかな海だった。アイナメが卵を守っていたり、クジメも見られた。大好きなコケギンポもたくさん。ここの子達はトサカが一段とかっこいい。

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海藻の根本ではアミメハギがこちらをチラ見してた。

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初めて見たマボヤ(?)

なんとも素敵な色合いと形状だったなぁ。イソギンチャクもはじめて見るものが多くかなり興奮していた。そしてら中野さんに「イソギンチャクで喜んでる人初めてだよ」と、、、(笑)

いや~熊本の海も愉しいなぁ。問題は屋久島に近くて里心がついてしまうことだ。。。

ひとまず日本の海を巡る旅も次が最後です。

「熊本ダイビングサービス よかよか」

お世話になったのは中野さんのお店です。そして宿は中野さんの実家。一人暮らしだと思って泊まりにいったらなんとお母さんとお父さんが出迎えてくれた(笑)あ~ビックリした。でもめっちゃ親切にしてもらって感謝感謝です。夜はじっくり僻地ダイビングや写真や海のことについて語り合えて非常に充実したひと時だった。

「熊本大学・熊本県立大学のダイビング部・Dive Bears」

そうそう夜は何故か中野さんの母校のダイビング部のミーティングに参加して、屋久島のスライドショーをしてそのまま呑み会。農大のダイビングサークルと雰囲気はかなり似ていて懐かしかった。みんなありがとう~。

「ISLANDER」 埼玉のダイビングショップのまえくみさんとも3日間一緒でした。一緒に呑めなかったのが残念ですが楽しかったです。また海で会いましょう!

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「日本の海を巡る旅」~北海道・知床4~

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海藻やらエビやらイカやら色々と見たんだけどどうしてもナメダンゴを載せてしまう、、、。
ナメダンゴ、フサギンポ、アバチャンそれぞれに良い顔してたなぁ。

他にも海藻、ヒトデ、イソギンチャク、イカ、カジカ、プランクトンなどなど色々と見たし撮影したけどそれはまたどこかにまとめてアップしようかな。

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ナメダンゴ(オス)4cm

結構飛びます!砂地にポツンといたりピヨピヨ泳いだりかわい過ぎる。

問題はじっくりと向き合えないことだ。。。良い表情を引き出すには自分の気配が消えるまでじっくりと向きあい観察しながらの撮影なんだけど知床の海はなかなか難しい。
ダイブタイムは50~60分。60分いると体は寒くないものの指が痛くておかしくなってくる。
寒さで震えるというのはないんだけど、とにかく痛い!!5mmのふかふか3本指グローブでも30分くらいからじわじわと痛みが攻めてくる。それとカメラのセッティングは小まめにいじる事はできない。できるけど、、、できないみたいな、、、(笑)南国ダイバーには何から何まで驚かされる海だった。

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フサギンポ
知床の普通種だけど最も会いたかったのはこの魚かな。

でも普通種なのにアバチャンよりも個体数は少なく合計3個体しか見られなかった。アバチャンは、、、20個体くらい見たかな(笑)そう結局今回の知床で一番見た生物はクリオネなどの浮遊生物を除けばアバチャン!フサギンポやナメダンゴは抱卵を見たかったけど時期的にフサギンポは終わりでナメダンゴはまだ始まりたてで見ることができなかった。

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キタフサギンポ

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北のギンポはでかいという印象だけどコケギンポサイズのかわいい子も見られた。これがまたかわい過ぎる!!大きさで言えばフサギンポの1/10サイズ(笑)

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ラウスカジカと卵

北の魚はとにかく卵が大きく、孵化までにかかる日数が異様に長い。
長い生物では孵化まで半年以上も卵を守るらしい。屋久島の魚達は卵保護なんていっても1日から長くても10日間くらいで、大きさも肉眼では見えない卵も多いのに、、、。海によってここまで違うとは恐れ入る。日本の海は本当に多様性に満ちているとつくづく感じさせられた。


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アバチャンとヒトデ

最終日深場へちょろっと行ってみるとやはりアバチャンがたくさん。まさにアバパラ!そのうちの1個体がめっちゃいい所に居座っていた。北海道いや知床の海を丸ごと凝縮したような図だったので驚喜した(笑)とは言えじっくり撮る暇はないので数枚撮って撤収~。

いや~素晴らしい海だった。

知床の海、実に痛快でありました!!

関さん、川原さんお付き合い頂きありがとうございました!!

「知床ダイビング企画」

今からは福岡に飛んで用事を済ませたらいよいよ天草の海です!

「熊本ダイビングサービス よかよか」

中野さん宜しくお願いします!!部屋の掃除もお願いします!(笑)

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「日本の海を巡る旅」~北海道・知床3~

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夜明け前の海と流氷

約1ヶ月の旅も最終章に入った。
明日は福岡インで翌日からは熊本で潜ります。
旅の写真整理はたんまりあるし屋久島に帰ってからはやることが山積みで
せめて後数日は現実逃避したいと思う、、、(笑)

知床紀行も水中写真がたんまりとあるけど今日は主にオオワシを狙った陸撮写真です。

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夜明けとオオワシ
知床紀行はとことん天候、海況に恵まれた。
このネイチャークルーズも朝日が美しく感動的。

船上では最高級のカメラにバズーカーのようなレンズを付けたおじ様&おば様方がたくさん。僕はといえば望遠レンズが200mmまでと心もとなかったけど、そのお陰か気張らずにのんびりと撮影することができて案外良かった。

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オオワシ
朝日は最高の照明となりオオワシの威厳を出してくれた。
翼を広げると2mを超える。なんてカッコイイ生き物だろうか。

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着地間際のオオワシがまたカッコイイ。
というか何をしていてもカッコイイ(笑)

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餌をめぐり争うオジロワシ(手前)とオオワシ

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流氷が来ていた時のダイビングポイント

奥にある岩がトド岩と呼ばれたまにトドが休憩しているとか。気温が低かったときは氷のオブジェが美しく玉石が雪見大福のようになっていた。


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ダイビング前後は奥の小屋でまったりと休憩。
あ~すでに懐かしい。昼寝したいな~。


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ついつい撮ってしまいたくなる素敵なお方。
関さんは還暦前なのに元気この上なし、、、北の海のエキスパートなのはもちろんのこと
めっちゃお茶目な方で惚れてしまいそうでした(笑)

知床の海やら陸について色々と書きたいけど、厳しいな~。。。

明日はひとまず知床紀行の最終章になると思います。

それではまた!!

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「日本の海を巡る旅」~北海道・知床2~

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流氷とキタミズクラゲ

気がつくと知床も残すところ後一日!今日で潜り収めです。
念願のオオカミウオとホテイウオは見れなそうだけど流氷も見れたし、ナメダンゴはかわいいのをたくさん見れたし満足だなぁ。

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流氷と関さん
流氷も凄いけど関さんはまた面白い!
還暦が近いというのに恐ろしく元気で、そしてお茶目な方だ。
とっても素敵です。こんなオジサンになりたいなぁ。

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ツマベニホンヤドカリ

ちょろちょろ見られイトマキヒトデに乗っかっている個体も多い。

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ナメダンゴの幼魚

須田ナメと呼ばれているこの子は毎日日替わりで素敵な場所にいてくれる極上の子。
こんなシーンに憧れてたなぁ。。。

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スジメ
高級品の羅臼コンブは当然ながらたくさん生えている。1年物と2年ものがあるようでそれぞれに美しい。でもこれはスジメだったようです、、、(笑)

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ある日の晩御飯
特別な日で北海道てんこ盛り!知床のご飯は本当に旨い!!
毎日美味しい魚介類が食べられるなんて幸せ過ぎる~。
「うみねこ屋」http://rausuumineko.web.fc2.com/
「えぞばふんうにのひとりごと」
宿のご主人であり須田ナメの発見者である須田さんのブログ。
果てしない体力で知床の大自然を満喫しています。行動力ありすぎです!

「知床ダイビング企画」http://www.aurens.or.jp/~sdiving/
お世話になっているのはガイド会で一緒の川原さんのいるところです。
オーナーの関さんは写真家でもあり素敵な写真がたくさん。そしてお茶目なおじ様です(笑)
今日はいよいよ最終日!宜しくお願いしま~す!

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「日本の海を巡る旅」~北海道・知床~

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やってきました北海道は知床・羅臼町。
ダイビング3日目にして遂に流氷ダイブができました!
昨夜海が妙に静かで不思議な感じがして沖合いを眺めると白い線のように見える流氷が近くにあるのに気がついた。
ドキドキしながら朝を迎えると、期待通り流氷接岸!やった~!!
写真は宿の「うみねこ屋」さんの部屋の窓から撮ったものです。
朝起きて3秒後にはテンションマックス!この興奮が伝わるかな~(笑)

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知床初日、寒さに不安でいっぱいだった僕をお出迎えしてくれたのはこの魚。
北の海の冷たさを一身に背負ったようなこのお方はフサギンポ。
ず~~っと憧れていたギンポ界の重鎮である。頭はコブシ大で迫力満点!
揺れる海藻が顔にわさ~っと被さったりしちゃって結構かわいかったりもする(笑)

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ナメダンゴ
北のアイドルといえばこのお方でしょう!
イトマキヒトデにちょこんと乗っかり絶叫もののかわいさだった。。。



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アバチャン
そして北海の珍魚アバチャン!ふざけた名前だけど正式和名だ。
数年前までは劇レアとされていたけど水深26~40mで7~8個体も見られた!
お肌はプルンプルンでコラーゲンたっぷり。これまたかわいすぎる。。。

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クリオネ
流氷ダイブが何とかできた今日はクリオネの乱舞!!
あたり一面どこを見てもクリオネだった。。。
流氷の天子に囲まれてなんとも幸せなダイビングだった。



「知床ダイビング企画」http://www.aurens.or.jp/~sdiving/
お世話になっているのはガイド会で一緒の川原さんのいるところです。
オーナーの関さんは写真家でもあり素敵な写真がたくさん。そしてお茶目なおじ様です(笑)
今日もありがとうございました!!!

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