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隠れた色彩

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ニシキカワハギ 屋久島(一湊タンク下)  iso200   f11   1/60

水中で生きる生物は皆、生きるためにそれぞれの体の色を選んでいる。基本的には捕食者に見つからないように環境に溶け込むような色合いを選ぶ。まあ熱帯魚なんかは環境の色とはお構い無しの派手な体色をしているから一概にそうとは言えないけど皆、生き抜くために己の色を決めていることは、確かだと思う。このニシキカワハギは普段はかなり地味。想像してもらうなら扇上に開いている尾びれをなくせばノーマルスタイルだ。パッと見は黒っぽく地味で見つけづらい魚にしか見えない。

それこそが捕食者から己を守るためのニシキカワハギの戦略なのだろう。でもこの尾びれを開いた姿はちょっと普段の地味さからは想像できないほど派手だ。この姿を見たときは雷に打たれたような衝撃だった。普段気にも留めていなかった地味な魚がこんな美を隠し持っていたなんて。

地味な魚が危険を顧みずあえて目立つ体色を人目に晒すのには理由がある。それは死をも覚悟しての求愛のときだ。他にはちょっと理由が思い当たらない。ライバルのオスよりもいかにしてカッコ良くなるか。ニシキカワハギが取った手段はこの尾びれの派手さなのだろう。この尾びれのカッコ良さでライバルのオスと争い、また愛しの雌にアプローチするのだろう。

もちろんこれは長い観察の末にでた結論ではないのであくまでもちょっとだけ観察した後に思いついた想像にすぎないので軽く聞き流して欲しい。でもそんな風に生物の動きや模様であれこれと思い巡らすことはダイビングの楽しみの一つである。いずれはこれを想像ではなくて立証できればまたそれも楽しいだろう。

ともかくこのニシキカワハギの色彩を見たときに心を打たれた、と言いたかったのだ。

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コメント

細部にまでこだわった配色・・・

う、美しすぎる!!

投稿: 隣のU | 2009年6月21日 (日) 12時53分

すばらしい。。。
こういうのにつられて、7月のフライトを確認したら、都合の良い日はすでに満席でした。 いざ行こうと思うと、けっこう大変なんですねぇ。。。
そういえば、昔、屋久杉登山に行った時も、かなり前から予約してたような気が。。。

投稿: とんかち | 2009年6月21日 (日) 20時40分

す、凄い。蛍光色?ですか?

いつも暗い色のカワハギを見ているので
こんなの見たらショックですねー。
いいなぁ。

投稿: kyoko | 2009年6月21日 (日) 20時46分

「隣のU君」

キレイだよね~。一体どうしたらこんなに凝ったデザインの体色になるんだろうね。配色も見事だしセンスあるよね。改めて自然って凄い!


「とんかちさん」

ぷぷぷ。フライト確認しちゃったんですか!?やった~あと一押しだ!7月は22日に皆既日食があるから前後の日は超満員です。みんなロマンチストなんですね~。
普段はそんなことないはずなんだけどな~。
えっ!?屋久杉行ってたんですね!


「kyokoさん」

THEカワハギいいじゃないですか~。俺はあいつ等が砂地でフーってやっているのが大好きでした。こっちではさすがにカワハギは見てないな。
色はバリバリの蛍光色でした!!いつも見かけるけどなかなかこの姿は拝めません。。。

投稿: いたる | 2009年6月22日 (月) 00時30分

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