先日D氏にお願いしていた物が送られてきた。
「Within A Rainbowed Sea」 Christopher Newbert
それは最近一番気になっていたクリス・ニューバートの写真集。そしてなんとその他に4冊の写真集も一緒に入っていた。
Roger Steene、Burt Jones & Maurine Shimlock、Michael Aw
いずれも聞いたことのない名だったがどれも思わず見入ってしまった。
やはり中でも特に良かったのがクリス・ニューバートの2冊でその中のいくつかの写真においては衝撃さえ覚えた。数枚の衝撃的な写真のほかも素晴らしいものが多く写真の基礎すら良く分からぬものにとってはとにかく良く見て何度も見てイメージを作り上げるしかない。どうしたらこんな風に撮れるのかをひたすら考える、その場面に自分がいたらどう撮るか考え、また写真集を見てはため息をつく。
いい写真を見ることは勉強になる。もう少しの間貸してください。穴が空く頃には返しますんで。
そして先日
またしても素晴らしい物にめぐり合った。
それはブックオフで無造作に置かれていた画集。
「雪舟」
没後500年を記念して出版されたその分厚く趣のある表紙の画集を手にとって見るとそのまま雪舟の世界に浸ってしまった。水墨画の様に書かれたその1枚1枚を見ていると500年以上前に存在したその男に敬服の気持ちでいっぱいになる。完璧な形がそこにあった。写真の浅い歴史に比べて長い歴史を辿ってきた絵画の世界それは何百年もの試行錯誤の末に淘汰修正され生まれ変わり続け洗練されてきたのだろう。色彩は少ないその画集の全ては色の濃淡と構図がとにかく美しく、構図に関してまさに写真のお手本はこれなんだと思わされるものだった。1枚1枚の絵は全てが完璧で絶妙なバランスで描かれていた。中には何十年と構想した末にできた作品もあるだろう、そんな作品に素人がケチをつける隙は一切なくただ感嘆するのみ。こんなに完璧なお手本を遂に見つけてしまった。以前買った北斎の風景画にも心打たれたが雪舟の画集はより感動的だった。
そして恐る恐る値段を見ると
350円、、、、。
何故?僕の感性はこの感動はたったの350円で買えるような安物なんですか、、、。
何故だ、、、
と思ったものの喜び勇んで買ったことは言うまでもない。
これで更なる精進ができそうだ。
と、いうわけでこの数日気分は雪舟でした。
恐れ多いか、、、、。
ムチカラマツとネンブツダイ群れ 柵下 水深30m iso200 f11 1/60
ん~雪舟は遠いな~ムチカラマツの動きを一本一本修正できて岩の配置やウミウチワの向き数を修正して群れの形をちょっと変えてなんてやったら結構よくなりそうなもんだけど、まあそれができないのが写真のいいところかな?
とはいムチカラマツの群落とネンブツダイの秒単位で変わる群れの形、遠くから射し込む朝日、それらを堪能できてなかなか幸せだったな。何十枚と撮ったけど群れの形とムチカラマツの配置が一番しっくりときたお気に入りのカット。
遊んでばかりいないでそろそろクマドリでも探さなきゃ、、、、。